「抜けた乳歯」はどうしたらいいの?
娘六歳の乳歯が続々と抜けております。
先日は寝る前に超グラグラしてた乳歯が、朝起きたら抜けていて、口の中に残っていました。朝まで乳歯を口の中に保存してた。歯は抜けているし、抜けた歯は見つからないし、口の中に何かあるし、本人はちょっとしたパニックだったらしいです。
それにしてもどうしようかなーと思ってるのが「抜けた乳歯」なんですよ。
なんか捨てるのも……でも保存しておくのも……。
みんなは抜けた乳歯をどうしているの?
僕が子供のころは「下の歯が抜けたら屋根の上に投げ、上の歯が抜けたら縁の下に投げる」という習慣があったんですよ。下の歯は上に、上の歯は下に伸びますように、ってことだったと思うんですけどね。
でも、今住んでるのはマンション。縁の下なんてない。屋上まで投げる力もない。だけど僕にはピアノがない(西田敏行)。
近代化が進む日本住宅事情。他のご家庭はどうしているの?と思って、以前Twitterで聞いてみたところ、いろんなお返事をいただきました。
- 小物いれを買って入れる。
- 歯医者で抜けた歯を入れるケースをもらえる。
- 近くの神社の屋根に無断で投げていた。
- 海に撒いてみてはどうか。
神社に無断でってちょっと。あとそんなカジュアルに海行けないし。
それにしても「乳歯ケース」ってのがあるんですね。初めて知りました。桐でできたのとかある。立派!
世界の国々は抜けた乳歯をどうしているの?
そうだ、そういえば乳歯が抜けるのは日本だけじゃなくて世界もそうだ。人間だもの。どんな偉い人でも乳歯が抜けたことがあるはず。
というわけで、世界の国々の乳歯事情を調べてみた。
- 下の歯が抜けたら屋根の上に投げ、上の歯が抜けたら縁の下に投げる(=日本と同じ。中国、韓国)
- 子供が枕の下に乳歯を入れて寝る。寝ている間に妖精が乳歯をコインに変えてくれる(アメリカ、フランスなど)
- 家の中で抜けた歯を持ち、前をみたまま背中に放り投げる(ベラルーシ)
- 犬に食べさせる(モンゴル)
モンゴル…と思ったら、ちゃんと理由がある。モンゴルでは犬は守り神のような存在らしく、若い犬に食べさせると歯が丈夫に育つとのこと(老いた犬に食べさせるのはノドが詰まって危険)
こりゃ妖精になるしかないかな……。でも結局妖精(=パパママ)はその歯をどうするの…。
みなさん、お手元の乳歯、どうしてますか?
うちはとりあえず、小さいジップロックに溜めています。見た目、なんか証拠品みたいになっています。「この乳歯に見覚えは?」みたいな感じです。
夢って叶うんだ
ソチ五輪まで1ヶ月切りましたね。
我が家は夫婦ともに、野球やサッカーに全く興味がないので、スポーツ観戦をする習慣が全然ないんです。夏季オリンピックもあんまり見ないくらい。
唯一観るのがフィギュアスケート。ママがフィギュアが好きで、テレビでよく観ているうちに家族みんな詳しくなってきました。
娘六歳も真央ちゃんが好きだったり、廊下でトリプルアクセルを飛ぼうとしてずっこけたりしています。落ち着いてください。
そんなわけでソチ五輪も楽しみ。
ソチといえば、スキージャンプ女子の高梨沙羅選手も話題。17歳の若さで連戦連勝、金メダルを期待されております。すごいなぁ。
先日もニュースで高梨選手の特集もやってまして、家族でご飯食べながら観てたんですよ。
地元ではずっと注目されていたみたいで、9歳の頃の映像が残ってる。インタビューを受けていて「将来はオリンピックに出たい」と幼い顔で答えてる。
それを観た娘六歳、ハッと驚いて「すごい!この子、夢が叶ってる!」
そうか、夢、叶ってるんだなぁ。
なんか「夢」って、見るもので、叶わないものって、イメージがついてて、叶うんだ!って娘六歳に言われてこっちもハッとしたのです。
叶うものなんだなぁ。
子供がよく聞かれる「大きくなったらなんになる?」も、「将来の夢」なわけで、これが本当に叶うかもしれない。大人はあんまりそんなつもりで聞いてないけど、子供は本気かもしれない。
娘六歳は、大きくなったらネイリストかトリマーになりたい、って女子に人気の職業を挙げてて、そうかそうかって軽く聞いてたんですけど、叶っちゃうかもしれない。
ちょっと心の隅に、夢は叶うかも、ってこと、置いておこう。
ちなみに息子三歳は「おおきくなったらキンタロー。になる!」って言ってます。さすがにそれはフライングゲットできないと思う。
つかみどり大会
あけましておめでとうございます。もう16日。すっかり出遅れました。今年もよろしくお願いします。
年末年始は僕の実家、石巻に一家で帰省していました。東北新幹線に乗って一路北へ。初めて目の当たりにする「はやぶさ」に、息子三歳大喜び。
年越しを過ごして、お正月になり、僕の妹一家も年始回りに来訪。子供たちは久しぶりに会う従兄弟同士で大騒ぎ。そしておじいちゃんおばあちゃんからお年玉をもらう子供たち。
もうこれだけでも犬は喜び庭駆け回り状態ですが、おじいちゃん(僕のオヤジ)は孫たちにもう一つイベントを用意していました。
初売りチラシにあった現金つかみ取りイベントにヒントを得て、自分の小銭貯金から小銭をジャラジャラ取り出し、「お年玉つかみ取り大会」を開催したのです。
小銭は主に10円。ちらりと100円の姿も見えます。見えないように布の袋にジャラジャラいれて、片手を入れてつかみどり。子供の手は小さいのでチャンスは2回。
これが大受け。つかみ取った現金をコタツの上にならべて、いくら取ったいくら取ったと大騒ぎ。
実家のリビングに飛び交う小銭たち。終いには10円玉が床に落ちてても気にしないくらいになり、インフラで貨幣価値が落ちるってこういうことなんだな、と実感するほどでした。
ちょっとしたイベントを設けるだけで、ずいぶん盛り上がるものです。
さて、話は数日前の出来事。
娘六歳、息子三歳と三人でお風呂に入っていたら、お正月のつかみ取り大会の余韻が残っていたのか、娘六歳が「ちんちんつかみどり大会〜」とゲラゲラ笑いながらの開会宣言。
コラコラコラ!と息子三歳と即時中止を申し入れ、その場は事無きを得ました。
その様子をTwitterでつぶやいたんですが…。
子供たちと入浴。娘六歳が「ちんちんつかみどり大会〜」と恐ろしい大会を宣言。パパと息子三歳は主催側に中止を申し入れました。
— INO (@inomsk) 2014, 1月 14
なんだかRTがRTを呼び、すんごい拡散されて、これを書いている段階で2000RTを突破してしまっているのです。
あげく、「娘さんの将来が心配」などリプライをいただく始末。
えー、一応申し上げておきますと、娘六歳はちんちんをつかみ取っておらず、平常時もちんちんをつかむことはありません。
この場を借りてご報告させていただきます。
なお、むしろパパのちんちんをつかみ取るのは息子三歳のほうであり、たまに\消灯!/くらいの勢いで激しく引っ張ることがあります。
勘弁してください。
コンビニにオムツとおしりふきがあった!
「バカもん!」的なお怒り
日曜の夕方に、テレビを観ていて思うんですけどね。
ちびまる子ちゃんのお母さんも波平さんも、「勉強しなさい!」っていうじゃないですか。
テストで悪い点をとってきようものなら、まる子!とか、バカもん!とか、怒るじゃないですか。
毎回毎回。
そのー、いつも同じ怒りかたでは結果が出ないことに、気がつくべきではないのかと、思うのですよ。
なぜ勉強することが大切なのか、モチベーションを保つための前提の話をするとか、
つまづいているのはどこなのか、いっしょに宿題を見ながらアドバイスをするとか、
少しでもわかったりできたりしたことがあったら、褒めるであるとか、
しないものかなと。
そろそろアプローチを変えないものかなと。
いや、バカもん!の続きはカットされるので、波平さんもちゃんと言ってるのかもしれない。「ドラッカー曰く…」とか言ってるかもしれない。
でも、観てるこちら側としては「またー」と思ってしまうのです。
思えば、のび太のママもこんな感じでした。「のび太!」です。
国民的アニメと呼ばれる作品の、お父さんお母さんが、こぞって「バカもん!」的なお怒りなんですよね。
育児とか、教育とか、昔の常識から変わってきていることが多くあるなか、
日曜の夕方、テレビの中では、まだ「バカもん!」的なお怒りが続いている。
もうちょっと、今の時代の、リアルな子育てものがあったら観てみたいなぁ、と思ったりするのです。
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イマドキのお医者さんごっこに必要なもの
息子三歳がものもらいになり、眼科に行ってきました。ここ数日、目薬から逃げ回る息子三歳と攻防を続けています。どうもパパです。
病院と言えば、ママゴトの延長で、子供たちが「おいしゃさんごっこ」を始めることがあります。
リビングでくつろいでいると、息子三歳が急に「どこが痛いですかー!」と、「元気ですかー!」のテンションで聞いてきます。
「別に…」「どこが痛いですかー!」「じゃぁ、お腹が…」「もしもししまーす!」とパパのシャツをめくる息子三歳。リアルにパパのお腹をオープンし、なにか冷たいものをお腹にあて、パパに「ヒャッ」と女の子みたいな声をあげさせます。やめてください。
さて、ここからなのですが、パパやママが子供のころの「お医者さんごっこ」には登場しなかったアイテムが登場します。
なんだと思います?
答えはパソコンです。
そう、イマドキのお医者さんはみんなパソコンに記録をつけて薬を出します。いきつけの小児科も例外ではありません。
息子三歳も「おくすりだしますねー」と横を向いてキーボードをカチャカチャするふり。
ちゃんと見てるんだなぁ。
でも、そのあと「はい、ばんそうこうでーす」と謎の紙切れをもらったりするので、最後まで油断はできません。
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息子三歳、サンタさんに「カッコいい長い棒」をリクエストする
季節が季節なんで、時期が時期なんで、嫁がコレでコレなもんで、子供たちにそれとなーく、サンタクロースへのリクエストを聞いています(ちなみに嫁はコレでコレではありません)
娘六歳はなかなか決められない様子。「小さいものしかない……」と嘆いています。小さくてもいいじゃないか!とパパとママは背中を押しています。念のため貴金属類でないことは確認しています。
困ったのは息子三歳です。
毎日言うことが変わるのです。
たとえば昨日のこと。保育園の帰りに、息子三歳はサンタさんになにお願いする?と聞いてみると、
「ながいぼう」
え?
「カッコいい、ながいぼうが、いいなー」
カッコいい長い棒ですか……
こんな感じですか……?
それともこんな感じ……?
それとも、「かっこいいBOW(弓)」ってことかな……?
どれだったとしても、クリスマスの夜に枕元に置くのはためらわれます。朝になって息子三歳が手にしたら、確実に家族から怪我人が出ます。最悪死人が出るかもしれない。死にたくありません。
あらためて、知らない顔して夜にもう一度聞いてみました。ところでサンタさんになにお願いする?
「ちぃ~さいトーマスがいい!」
指で5mmくらい隙間を作り、小ささをアピールする息子三歳。そんなに。
これはなんでしょうか。パパは試されてるんでしょうか。かぐや姫的なことでしょうか。息子三歳は月に帰ろうとしているのでしょうか。