「壊していい遊び」は楽しい。家族でボウリングに行ってきた。
台風も行ってしまって、セミも鳴き始めました。あとは梅雨が明けるのを待つばかりなんでしょうか。もうすでに暑さで溶けそうなパパです。今からこれでは、8月はバターになっていると思います。
先日、家族でボウリングに行ってきました。
パパママにとっては10何年ぶりのボウリング。結婚してからはおろか、付き合っている当時も一緒に行ったことがないほど久しぶりです。
もちろん、子供たちは人生初ボウリング。
テレビでしか見たことがない光景に興味津々。パコーン!とピンが飛んでいく生の音、色とりどりのボール、投げたボールが手元に返ってくるマシーンなどに目を輝かせていました。マシーンを覗きこむのを止めるのに必死でした。ボール出てきて頭ゴーン!ってなるから!離れて!
ボウリング場の「子供も楽しめる作戦」
子供ができてからボウリングに来たのは初めてだったので、ボウリング場のいろいろな「子供も楽しめる作戦」がとても新鮮でした。
まずボール。
最悪、両手で股の間からエイっ!と投げるくらいでいいか、と思っていたんですが、子供向けの軽めのボール(5ポンド)が用意されていました。しかも、指をいれる穴が5つも開いている。
力の無い子供がボールを持てるように、全部の指が入るようになっているんです。大人だと「指が思うように抜けなくて困るじゃないか」と思いますけど、どのみちちゃんとしたフォームで投げられないので、これでいいんですよね。娘七歳は面白がって指を入れていました。
そして、レーン。
子供向けに「ガーター無し」にできる仕組みって昔からありますけど、今はもっとハイテクなんですねー。最初に「ガーター無し」の人をフロントに伝えておくと、その人の順番の時だけガーターから柵がニュッと出てくる!
ちゃんとボウリングをしたいパパも、ガーターだとつまんない子供も、数年ぶりでボウリングに自身のないママも、みんな一緒のレーンでワイワイできる。すばらしいですねぇ。
ボウリングは「壊していい」遊び!
そして今回、このボウリングを一番楽しんだのは息子三歳。
5ポンドのボールを両手で抱え、よいしょよいしょとレーンに先まで運び、エイっ!全身で放り投げる。ゴロゴロゴロ……とゆっくりゆっくり転がるボールに向かって、両手を組んでお祈りのポーズ。1ピンでも倒れると「キャァ〜〜〜!」とギャラリー席に駆け戻ってハイタッチ!
子供の遊びって、レゴブロックやらプラレールやら「作る」遊びがメイン。対してボウリングは「壊していい」遊び。並んだピンをバタバタ倒しても、だーれも怒らない。むしろ拍手をくれる。これが楽しくないわけがないんですね。
最初は大人と交代で、と思っていたら、何ゲームかやるうちにすっかり1人でボウリングを楽しんでいました。1ピンでも倒れたら嬉しいので、パパみたいに「スペアのあとに1本って……!」みたいに悔しがることもなく、終始キャッキャッと楽しんでいました。
慣れた頃には上の写真のように仁王立ちしたりする有り様であります。
家族でボウリング、また行きたいです。