26日朝に届いた、サンタからの手紙
クリスマス終わりました。
パパママサンタの皆様、お疲れ様でした。
欲しいものの聞き出し、祖父母との調整、プレゼントの手配、家の中の隠し場所の確保、直前になっての「妖怪ウォッチ2真打がいい」という仕様変更への対応、深夜のプレゼント配置など、大変なプロジェクトであったと思います。
それもこれも、子供たちの笑顔を見たいがため。
我が家も25日の朝は大変な騒ぎでした。
特に娘7歳は「いい子にしてないとサンタ来ないんだって」「来るかなぁ…」と直前まで心配していたので、とても喜んでいました。
さて、話は変わりまして。
実は私、パパの誕生日がですね、実は今から一週間ほど前にありまして。
クリスマスに近いので、子供の頃は誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントを一緒にされるのは当たり前。酷い時にはお年玉までズレこむこの時期の誕生日の悲劇であります。夏に生まれたかった、と、どうにもならない呪いの言葉をつぶやいたものです。
そのパパに、ママがプレゼントをくれたのです。いや正確には、まだ受け取っていません。
と言うのも、12月の始めにWebで注文したものの、なんらかのトラブルでまだ届いていないらしいのです。バックなんですけどね。
バック、クリスマスには届くはずだったんだけど、ゴメンね…1月になるかも…とママ。いいよいいよ大丈夫ーありがとうーというやりとりを、子供たちの前でしました。
そして、今朝。26日朝です。
パパの枕元に、こんな手紙が届いていたのです。
サンタからです。
いや……この字は……娘7歳です。
サンタから手紙が来た!と娘7歳をチラチラ見ますが、ふーん、みたいな顔をしています。
「よ」が二度書きされてる!このクセ、どっかで見たなぁ~、と娘7歳をチラチラ見ますが、サンタも二度書きするんじゃない、と朝ごはんのパンを食べています。
「エヘヘ!実はあたし!」みたいな展開を予想していたんですが、まさかのすっとボケです。
あんた、あんたなんだろ!あんたがサンタなんだろ!
と、強くも言えず、楽しみだなぁ…くらいの感じでその場は終わりました。
さて、問題は娘7歳の態度です。
サンタ的な行為をしながら、サンタではないと否定しています。
てっきりサンタを信じているかと思ったんですが、実は正体を知っているのか…?
それとも、サンタは信じつつ、自分でサンタを演じてみたのか…?
ただのいたずらなのか、サンタを演じている親へのアンチテーゼなのか?
本人に直接問いただすこともできず、悶々としています。
小学2年生となれば、サンタなんて…と言い出す同級生も出始める頃。
バレたのかなぁ…と思うと、だいぶ寂しいです。
でも、代わりに娘7歳がサンタになってすっとボケているのを見ると、人を楽しませるウソをつけるようになったのだなぁ、と、それはそれで成長を感じるのでした。
バック、ママが問合せたら、明日届くみたいですよ。
楽しみです。
サンタにもありがとうを言おう。
家族で選挙に行ってきました
日曜は選挙の日でしたね。
家族そろって投票に行ってきました。
結婚して今年で10年目。何回か選挙の機会がありましたけど、そのたびに家族全員で行くようにしています。
「若い人の投票率が低い」ってよく言いますけど、やっぱり小さい頃から選挙に行く経験をしてないと行かないよなぁ、という想いもあり。
娘7歳が赤ちゃんの頃からおんぶして投票していましたが、さすがに覚えていないらしく、今回も「せんきょ?」「とうひょう?」と不思議顔。
ニュースでやってた、政治家さんをみんなで選ぶやつだよ、と噛み砕いて説明します。
学校でリーダー決めるとき、やりたい!って人が何人かいたら、「◯◯さんがいい人〜?」ってみんなで手あげない?あんな感じ。これを投票といいます。
大人はみんな投票できるんだよ。
へ〜!行かない人はどうなるの?怒られる?
行かなくても怒られたりしないよ(笑)でも、他の人が決めたのでいいよーってことになる。でもそれってつまんなくない?
つまんなーい。
投票所でも興味津々。
キョロキョロしながら、パパとママのうしろにくっついていました。
ちなみに息子4歳は放っておくとどこか行ってしまうので、パパが強制的におんぶ。
娘7歳はママと、息子4歳はパパと、一緒に票を入れました。
帰り道でも質問攻め。
ピンクの紙と緑の紙あったけど、なにがちがうの?
ピンクは人の名前を書きます。入口に顔の写真あったでしょ?あの中から1番を決める感じ。緑に書くのはグループの名前。こんなことしたいなーって同じこと考えてる人が、グループを作ってるのね。このグループいいな、って思ったとこを書く。
白い紙はなに?
あー、あれは選挙とは関係なくて裁判官のなんだよな……えーっと……。
と、多少困りつつ答えました。
娘7歳は、ちょっとかしこくなったことにゴキゲンでした。
が、
投票は夜の8時までやってて、そこから箱をザーッとあけて、この人はいくつって数えるんだよ。
めんどくさーい。
で、この人一番でしたーって、8時からテレビでやるよ。
8時?イッテQは?
イッテQは今日お休み。
えー!イッテQやんないのー!
やんない。
選挙きらーい!
選挙の教育も、イッテQに負けました。
やれやれ。
「なんにもできない気がするの」と、娘7歳がつぶやいた。
湯船にアゴまでつかりながら「なんにもできない気がするの」と、娘7歳がつぶやいた。
小学2年生の娘、算数で九九が始まりました。毎日九九を覚える宿題が出て、先生の前でチェック→宿題のルーチンで練習しています。家でもチャレンジの教材を使ったり、計算カード使ったりして特訓中。
まだ7の段が苦手だけど、だいぶ覚えてきて、全部の段をゆっくりとなら答えられるようになりました。でも、先生の前のチェックでも「んーとー」と悩んでいるとマイナスになるらしく、パッパッと答えられる友だちを羨ましがっています。
昨日はママとピアノを練習して、「できないー!」と涙目になりながら何度もトライしていました。ピアノはもう3年くらい習っているんですが、ちょっとつまづくと全部ダメ、みたいに感じるらしく、練習では間違える→イライラ→再トライ→できない→イライライラ→できない→泣く、というスパイラルに陥ることもよくあるんです。
九九もうまくいかなくて、ピアノもうまくいかなくて、早生まれなので同級生と体力差もあり、なんだかいろいろうまくいかない気になって、「なんにもできない気がする」という発言になったみたいです。
んー。
ここまでやりたいな、というゴールが遠いと、ちょっとできても「まだできない」って気になるかもね。
ちょっとできるようになると、「ここまでやりたい」がもう少し遠くなるから、いつまでたってもできない気になっちゃうよね。
でもさー、ある日突然できるようになるよ。
フラフープだって、全然できなかったけど、急にできたでしょ?縄跳びもそうだったでしょ。
何回も練習していると、突然できるようになるんだよね。
ピアノも九九も、明日突然できるようになるかもよ。
でも、練習しないで布団でゴロゴロしてても、突然できるようにならないんだよね。
ゴロゴロしててもできるようになったらいいのにねー。めんどくさいよねー。ゴロゴロしたーい。
なんて感じのことを言ったと思います。
まだ7歳なのに、「なんにもできない」なんて言っちゃうのは、とてももったいないから、なんとかせねばとパパはちょっと、いや、けっこう、必死でした。
あれもできない、これもできない、と2つくらい「できない」を感じると、他にもできないことはないか、と「できないこと探し」になっちゃうんですよね。
そんなの、わざわざ探さなくたっていいじゃない。
いいじゃないのぉ〜(日本エレキテル連合)
それでも「ちっちゃい頃できてた遊びもできなくなった」と言うので、自転車とかキックボードとかできるじゃん!とツッコむと、弟を指さして、肩車とか抱っことかもうできないしーとブーブー言う。
ブーブー言うので、抱っこしてあげました。
「まだできたー!」と笑ってくれました。
トッキュウジャーが怖くて、ドライブが怖くない理由
日曜朝のテレビ朝日のヒーロータイム、通称「ニチアサ」。
娘7歳はとっくにプリキュアを卒業しましたが、いまは息子三歳が「仮面ライダードライブ」に夢中です。
ベルトさん(クリス・ペプラー)ばりに「タイヤ交換!」と言おうとしているんのですが、「タイヤ~こうか~ん」と車掌ボイスになっています。トッキュウジャーの影響が抜けていません。
しかし息子三歳、トッキュウジャーは観ないのです。
いちおう、ちょっと観たことはあって、電車モチーフであることや、車掌ボイスなどの設定は把握してます。6号が加入したことは保育園のお友達から聞いたみたいです。
でも、「敵が怖い」と言って観ません。
ドライブだって敵がそこそこ怖いはずなんですけど、トッキュウジャーは観ないって言うんです。ドライブのシリアスな場面は平気なのに、もっとギャグ要素が多いトッキュウジャーは観ない。隙あれば戦いごっこをしかけてくるし、新幹線とかの電車は好きだし、CM見てトッキュウオーかっこいい!と反応しているのに、観ない。
この「仮面ライダードライブはOKでトッキュウジャーはNG」という線引きが長らく謎だったんですが、先日ようやくこの謎が解けました。
「敵が大きくなるのが怖い」んだそうです。
戦隊ヒーローのお約束、巨大化した敵vsロボの場面。今まで等身大だった敵が、突然大きくなって暴れるのが怖いんだとか。
そういえば仮面ライダーの敵は巨大化しません。そこか!その違いだけか!
子供には子供の理屈がちゃんとあるんだなぁ、とスッキリしたのでした。
みかん
僕はみかんをヘタの部分から向きます。
カミさんはおしりの部分から割って食べます。
おしりの部分から割ると、中の房ごと破ってしまうのでは…?と思っていたんですが、やってみると意外とちゃんと房は分かれて割れるもんですね。
子供たちはみかんが割れるのが面白いらしく、二人とも「おしり派」になりました。
ヘタ派1、おしり派3。
おしり派が政権与党となっています。
ヘタ派幹事長の僕ですが、ヘタ派にはヘタ派の良さがある…と主張するわけでもなく、へー、おしりで割るのも楽しいーと、異文化を楽しんでいます。
子供には「パパ、みかんむくのヘタだよね」と言われています。
みんな3人になる/みんなお菓子になる
息子三歳が「みんなが3人ずつになる夢」を見たとのこと。
自分も、パパも、ママも、お姉ちゃんも、みんな3人ずつになったらしい。パパのうち1人は「眉毛がかっこよかった」らしい。残り2人については不明です。気になります。
娘七歳も、この変な夢に興味津々。息子三歳の夢を飛び出して、「先生が3人になったらどうしよう!」「男子が3人ずつ増えたらやっつけられない!「あ!でもあたしも3人になるから大丈夫か!」と、「みんな3人になる」という設定を面白がっていました。みんな3人、楽しい。
ちなみに、3人になった息子三歳は「パパをてつだってた」そうです。ありがとう。
***
また別の日。
パパと外を散歩していた娘七歳。突然、「チョコレートの雨が降ってきたらいいよね〜」と、いいこと考えた!という感じで言い出しました。
「台風がきたら、斜めにチョコが降るの!」「口をアーって開けて食べちゃうの!」と、妄想は止まらず、板チョコが降ってきたら痛いからアポロにしたら?とのパパのアドバイスに「いいねぇ〜」とニヤニヤ顔。「弱い雨の時はチョコスプレーにしよう」と、チョコレート大好き。
妄想はチョコにとどまらず、「草も木もぜーんぶお菓子だったらいいよね!」「草はミントケーキかな!」「土もスポンジケーキ!」と、見るもの全てをお菓子にする始末。
息子三歳もこれにはノリノリで、「マンションもチョコだったらいいー!」「(お日さまの暑さで溶けそう、とのコメントに対して)じゃぁおせんべいは!?」と、二人で大盛りあがりでした。
***
妄想、いいよね。
「〜だったらどうするー?」が好きだと、世界が3つにも4つにも増えて、楽しい。
「壊していい遊び」は楽しい。家族でボウリングに行ってきた。
台風も行ってしまって、セミも鳴き始めました。あとは梅雨が明けるのを待つばかりなんでしょうか。もうすでに暑さで溶けそうなパパです。今からこれでは、8月はバターになっていると思います。
先日、家族でボウリングに行ってきました。
パパママにとっては10何年ぶりのボウリング。結婚してからはおろか、付き合っている当時も一緒に行ったことがないほど久しぶりです。
もちろん、子供たちは人生初ボウリング。
テレビでしか見たことがない光景に興味津々。パコーン!とピンが飛んでいく生の音、色とりどりのボール、投げたボールが手元に返ってくるマシーンなどに目を輝かせていました。マシーンを覗きこむのを止めるのに必死でした。ボール出てきて頭ゴーン!ってなるから!離れて!
ボウリング場の「子供も楽しめる作戦」
子供ができてからボウリングに来たのは初めてだったので、ボウリング場のいろいろな「子供も楽しめる作戦」がとても新鮮でした。
まずボール。
最悪、両手で股の間からエイっ!と投げるくらいでいいか、と思っていたんですが、子供向けの軽めのボール(5ポンド)が用意されていました。しかも、指をいれる穴が5つも開いている。
力の無い子供がボールを持てるように、全部の指が入るようになっているんです。大人だと「指が思うように抜けなくて困るじゃないか」と思いますけど、どのみちちゃんとしたフォームで投げられないので、これでいいんですよね。娘七歳は面白がって指を入れていました。
そして、レーン。
子供向けに「ガーター無し」にできる仕組みって昔からありますけど、今はもっとハイテクなんですねー。最初に「ガーター無し」の人をフロントに伝えておくと、その人の順番の時だけガーターから柵がニュッと出てくる!
ちゃんとボウリングをしたいパパも、ガーターだとつまんない子供も、数年ぶりでボウリングに自身のないママも、みんな一緒のレーンでワイワイできる。すばらしいですねぇ。
ボウリングは「壊していい」遊び!
そして今回、このボウリングを一番楽しんだのは息子三歳。
5ポンドのボールを両手で抱え、よいしょよいしょとレーンに先まで運び、エイっ!全身で放り投げる。ゴロゴロゴロ……とゆっくりゆっくり転がるボールに向かって、両手を組んでお祈りのポーズ。1ピンでも倒れると「キャァ〜〜〜!」とギャラリー席に駆け戻ってハイタッチ!
子供の遊びって、レゴブロックやらプラレールやら「作る」遊びがメイン。対してボウリングは「壊していい」遊び。並んだピンをバタバタ倒しても、だーれも怒らない。むしろ拍手をくれる。これが楽しくないわけがないんですね。
最初は大人と交代で、と思っていたら、何ゲームかやるうちにすっかり1人でボウリングを楽しんでいました。1ピンでも倒れたら嬉しいので、パパみたいに「スペアのあとに1本って……!」みたいに悔しがることもなく、終始キャッキャッと楽しんでいました。
慣れた頃には上の写真のように仁王立ちしたりする有り様であります。
家族でボウリング、また行きたいです。