「なんにもできない気がするの」と、娘7歳がつぶやいた。
湯船にアゴまでつかりながら「なんにもできない気がするの」と、娘7歳がつぶやいた。
小学2年生の娘、算数で九九が始まりました。毎日九九を覚える宿題が出て、先生の前でチェック→宿題のルーチンで練習しています。家でもチャレンジの教材を使ったり、計算カード使ったりして特訓中。
まだ7の段が苦手だけど、だいぶ覚えてきて、全部の段をゆっくりとなら答えられるようになりました。でも、先生の前のチェックでも「んーとー」と悩んでいるとマイナスになるらしく、パッパッと答えられる友だちを羨ましがっています。
昨日はママとピアノを練習して、「できないー!」と涙目になりながら何度もトライしていました。ピアノはもう3年くらい習っているんですが、ちょっとつまづくと全部ダメ、みたいに感じるらしく、練習では間違える→イライラ→再トライ→できない→イライライラ→できない→泣く、というスパイラルに陥ることもよくあるんです。
九九もうまくいかなくて、ピアノもうまくいかなくて、早生まれなので同級生と体力差もあり、なんだかいろいろうまくいかない気になって、「なんにもできない気がする」という発言になったみたいです。
んー。
ここまでやりたいな、というゴールが遠いと、ちょっとできても「まだできない」って気になるかもね。
ちょっとできるようになると、「ここまでやりたい」がもう少し遠くなるから、いつまでたってもできない気になっちゃうよね。
でもさー、ある日突然できるようになるよ。
フラフープだって、全然できなかったけど、急にできたでしょ?縄跳びもそうだったでしょ。
何回も練習していると、突然できるようになるんだよね。
ピアノも九九も、明日突然できるようになるかもよ。
でも、練習しないで布団でゴロゴロしてても、突然できるようにならないんだよね。
ゴロゴロしててもできるようになったらいいのにねー。めんどくさいよねー。ゴロゴロしたーい。
なんて感じのことを言ったと思います。
まだ7歳なのに、「なんにもできない」なんて言っちゃうのは、とてももったいないから、なんとかせねばとパパはちょっと、いや、けっこう、必死でした。
あれもできない、これもできない、と2つくらい「できない」を感じると、他にもできないことはないか、と「できないこと探し」になっちゃうんですよね。
そんなの、わざわざ探さなくたっていいじゃない。
いいじゃないのぉ〜(日本エレキテル連合)
それでも「ちっちゃい頃できてた遊びもできなくなった」と言うので、自転車とかキックボードとかできるじゃん!とツッコむと、弟を指さして、肩車とか抱っことかもうできないしーとブーブー言う。
ブーブー言うので、抱っこしてあげました。
「まだできたー!」と笑ってくれました。