パパ*パパ

2児のパパの育児あれやこれや。

上野公園にある「上野こども遊園地」の、ちょうどいい昭和メルヘン

こんなスポットが上野公園にあったの、知らなかったんですよ。とてもレトロな、むしろマニアックな、小さな遊園地があったんです。

この前の連休、家族で上野の森美術館の「魔法の森美術館」展に行ってきたんです。

魔法の美術館 公式ホームページ | 上野の森美術館

 光や影や映像を、触って遊べるアートがたくさんあって、子供たちとキャッキャしてきたんですよ。

朝から行って、不忍池のほとりでオニギリを食べて、さてどうしよかな、今から動物園だと時間足りないしな……と地図を見ていたら、上野動物園のそばに「こども遊園地」というのがある。

wpid-20130918095424.png

あれ?そんなのあったっけ?

こじんまりしてそうだし、子供が遊ぶにはちょうどいいかな、と行ってみた。 

「昭和のメルヘン」がそのままに

入口はこんな感じ。あー、昭和だ!昭和のメルヘンだ!

入場は無料。中に入ってみると、回転する系の遊具(アトラクション)がギュウギュウに詰まっている。

おなじみメリーゴーランド。半径は小さいくて、合わせて馬も小さい。そしてこのテントの絶妙な古さ!

いかにもダンボな空飛ぶ象。

ちょっとお兄さんお姉さんにになったら、もう少し高い飛行船に乗るのもいい。 

この遊具たち、乗り物券を買って乗るのだけど、どの遊具も、大人も子供も、一回100円。

6枚つづりで500円。その場で印刷してて券が出てくるのがすごい遅い。

園内が狭いので、グルグル回る遊具ばかりだけど、そんなに速く回らない。象や飛行船もそんなに高度があがらない。 

近年の絶叫系とは真逆の、この昭和の基準が小さい子供にはちょうどいい。風が気持ちいい〜と感じられるレベル。楽しい。

より小さいマニアックな乗り物

この上野こども遊園地、大型のアトラクションの隙間を埋めるように、ところ狭しと小型の乗り物が置いてある。

これがまぁ、すごいマニアックで無節操。他のところでいらなくなったものをもらいました、な感じで、子供が走り回れないくらいギュウギュウに置いてある。

 

しかも動かすのに200円取られる。大型のアトラクションは100円なのに。相場がおかしい。

往年の名作ワニワニパニックもちゃんとあった。

「1988@NAMCO」なので今年で25周年(!)しかし壊れていてプレイできなかったのが残念。息子二歳は自分でワニを引きずり出してハンマーで叩いていた(写真のワニは息子二歳が引きずり出したもの)

併設されている売店でソフトクリームを食べました。280円ですごいずっしり盛ってくれた。高速道路のSAのそれと2倍くらい違った。満足。

 

ちょうどいい昭和の「遊園地」

この遊園地、動物園の入口横にあって、しかもちょうど動物園の出口付近にも位置している。動物園の入口側から見ると、こんなふうにチラチラ見えるので気になる。

動物園目当てのパパママは、子供の「ゆうえんちー!」の思いつきの要望に「パンダ見るんでしょ!(行き)」「まだ遊ぶの!?(帰り)」と手を引いているんだろうなぁ……と心中察する思い。 

この上野こども遊園地、単体で楽しむには物足りないし、動物園に行く前に寄るのはさすがに……ですが、帰りなら寄ってもよいかも、と思います。1時間弱で充分遊びきるし、お値段も安い。小学校低学年以下のお子さんには、速さや高さもちょうどいいです。

個人的には戸塚ドリームランドを思い出しました。昭和のメルヘンはまだ現役なんだなぁ。お近くにお寄りの際は思い出してみてください。