パパ*パパ

2児のパパの育児あれやこれや。

「忍者ごっこ」でちょっと静かにしてもらう

こんにちは。「育児のちいさなコツ」の時間です。どうもパパです。

昨夜未明、うちのマンションで火災報知器が誤作動し、けたたましい非常ベルに起こされたのですが、うちの子達はスースー寝ており、翌朝聞いてみても「?」って顔をしていました。この子達はパパママが起こさねばならない、そう思わされる出来事でした。っていうか起きなさいよ。

それはともかく、今日のちいさなコツは、「忍者ごっこ」です。

大人が電話で長めの話をしている時、法事などで親族が集まっている席など、子供たちに「静かにしててね」と頼むことがあります。

しかし、しばらくすると飽きて騒ぎ出すのも世の常。法事で普段縁のないお寺にいようものなら、境内をめぐる追いかけっこが始まるでしょう。夜は墓場で運動会どころではありません。

こんな時に使えるのが「忍者ごっこ」です。

子供たちに「忍者になって探検しよう」と誘います。するとたいてい、指を一本立てて両手を組み、ニンニンと忍び足をすると思います。

飽きているなら遊んであげればよく、遊ぶなら静かで楽しい遊びをすればよい。そこにちょうどよく忍者ごっこがハマるんです。

敵に見つからないように、と釘をさせばなお効果的。誰かが来たら「隠れろ!」と物陰に隠れ、巻物やお宝を探すのも良いでしょう。

しかし、あんまり長引くと手裏剣などで戦い始めるので、お宝をオヤツにするなど、ゴールを用意するといいかもしれません。

Amazonの箱に入っているビニール付きダンボールは粘土板にちょうどいい

ご無沙汰しています。パパです。最近娘七歳の寝相がひどくて顔を蹴られます。あとカカト落としをするのもやめてください。

さて、本日は「育児のちいさなコツ」のコーナーです(いま作りました)

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Amazonで買い物をすると、商品がダンボールの板ごとビニールに包まれていることがあります(写真)

このビニール付きダンボール、ビニールを破って商品を取り出したあと、ひっくり返すとダンボールの面にビニールがぴたーっとくっついています。

これが子供たちにとっては粘土板にちょうどいいです。

やりようによっては、クッキーの型抜きをする台にも使えるかもしれません。

「使ったあと汚れてしまうので捨てても構わないボード」として使えるので、Amazonで買い物をしたあとはこのダンボールを保管しておくといいですよ。

以上、「育児のちいさなコツ」のコーナーでした。

「電車とバスの博物館」に行ってきました

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春の陽気に誘われて、以前から気になっていた「電車とバスの博物館(→公式)に行ってきました。

娘六歳、息子三歳、パパママの一家四人でお出かけしたリポートをお送りします。

改札を出るとすぐ入り口。踏み切りもあります

場所は東急田園都市線の宮崎台駅。改札を出ると、真正面にもう入り口があります。アクセス良すぎです。

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博物館へは長いスロープを下っていきます。屋根もあり、ベビーカーでも安心。壁には東急の電車とバスの歴史が、写真と共に展示されています。

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スロープを下りきると、左手に踏み切りが登場。

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この踏み切り、すぐ後ろを通る田園都市線と連動しています。田園都市線は全線高架になっているので、田園都市線と連動して鳴る踏み切りはここだけなんですって!急行通過時に鳴るそうで、すぐ横に時刻表も置いてありました。

さていよいよ入館します。入場券は切符です。券売機で買って、改札を通過します。本物!

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大人100円、子供50円、6歳未満無料と、大変リーズナブルです。ベビーカー置き場も用意されています。

この博物館、斜面に建っているので、入り口は4階なんです。この日はお昼時に行ったので、さっそく中でご飯を食べようと、1階の飲食スペースに降りました。

1・2階:電車の中でご飯が食べられる!シミュレーターも充実です

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1階には本物の玉電(玉川線の路面電車)が再現されたホームに置いてあります。丸いボディがかわいい。

実はこの玉電の中は、飲食可のスペースになっているんです!

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座席もつり革もちゃんとあります。

博物館の中には食べ物を売ってないんですが、駅前なので近所には神戸屋やケンタッキーがあります。入場券の切符を使えばその日1日は再入場可能なので、パパが子供たちを遊ばせている間にママにパンを買ってきてもらいました。

電車の中でご飯を食べるのは新鮮で、なんだか旅気分で楽しいです。そうそう、食べこぼし対策のためにウエットティッシュがあるといいですね。

1階は玉電のほかに、バスの実物や電車のシミュレーターが展示されています。

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実物大のバスを使った、運転シミュレーター。運転席がシミュレーターになっていて、後部座席で順番待ちをします。

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もう1台バスがあります。こちらはバスの内部がスケスケになっているんですよ。

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普段は床下に隠れているエンジンやシャフト、タイヤやドアの構造までスケスケです。

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運転席は開放されていて、ドアの開け閉め(透明な板でドアが囲われているので安全に開け閉めし放題)やアナウンス、ウィンカー、方向幕のスクロールなど、運転手さんの操作を体験できます。

うちの子達、シミュレーターは混んでいて諦めたんですが、空いてたこちらでかなり楽しんでいました。二人がかりでハンドルを回したりアクセル踏んだりしていました。

電車のシミュレーターも大人気。

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右側には大きなスクリーンがあって、実写映像が写し出されています。係の人が運転席横について、運転方法を教えてくれるので安心です。

そうそう、シミュレーターなど並ぶものについては1回3分と決まっています。運転席に砂時計が置いてあるんです。アナログな感じでいいですよね。

3階:鉄道模型と古い駅舎があります

3階には大きな鉄道模型が2箇所あります。

「パノラマシアター」では1日に3回、鉄道模型の運転と映像を流してくれます。

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ちょうど13時の回を見ることができました。東急の歴代車両や整備車両、世田谷線まで東急づくしの鉄道模型です。駅も渋谷や多摩川がメイン。

もう一つの鉄道模型は「電車と線路」のコーナー。信号機の実物が置いてあります。

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ここでは司令所の体験ができます。模型に載せられたカメラからの映像を観ながらポイントを切り替えるんですよ。大人気でかなり並んでいました。

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一方、博物館らしく、歴史を感じる展示もあります。

鉄道模型と同じフロアに、昔の高津駅を再現したコーナーがあるんです。

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改札もあります。人が入れるので、記念写真ポイントですね(息子三歳を入れてみました)

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当時の運賃表や路線図など、その筋の方にはたまらない展示も!(昭和34年のモノ!)

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他にも、人のいないコーナーだなぁ、とカウンターをのぞいてみたら……

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年代物の発券システムがポツンと置いてあったりします。

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まったく、油断できません(大人が)

イベント館:飛行機のシミュレーターと木造の車両

電車とバスの博物館には、「イベント館」という別館があります。

1階から博物館を出て、幹線道路を挟んだ向かいにあります。4階にベビーカーを置いてきちゃうとちょっと大変かな。交通量が多いので、お子様の手を離さないようにご注意ください(テンションが上がった息子三歳を抑えるのは大変でした)

こちらがイベント館です。入り口に置いてある時計がデカい!

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中に入るとイベント広場と多目的ホールです。なにもイベントがないと結構ガランとしています。4畳半くらいのスペースにプラレールが置いてありますが、数が少ないのでちょっと期待しないほうがいいですね……。

展示のメインはYS-11モハ510型です。

なんのことかというと、飛行機と木造の電車です。

なんで東急に飛行機?と思ったら、かつて存在した航空会社、日本エアシステムJAS)が東急グループと強い結びつきがあったそうなんです。

そんなわけで、JAS国内線で飛んでいたYS-11のシミュレーターが置いてあります。

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……が、ここも混んでいて諦めることに。

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こんな感じで本物のコクピットが体験できたみたいなんですけど、残念です……!(主にパパが)

もう一つ、ドーンと置いてあるのが、昭和初期に東急を走っていた、モハ510形という木造車両です。

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まるごと一両、ピカピカの状態で保存されています。中に入るのもオッケー。

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アンティークな雰囲気に息を飲みますね……。木目が美しかったです。

イベント館はこれくらいのボリュームなので、子連れではあまり長居はできないですね。日曜・祝日には図書室が解放されるようなので、もう少し楽しめるかもしれません。

あと、変な顔ハメパネルがありました。

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運転席から顔を出すという、なかなか見ない感じのパネルでした。息子三歳を入れて撮りました。

「ほどほど」の感じで楽しめます。

全体通して、中にいたのは2時間くらいでした。シミュレーター関連には並ばず、歴史っぽい展示には飽き、というスペックですが、小さいお子さん連れはだいたいそんな感じかと思います。小学生男子までいけばもっと長く楽しめるかと。

鉄道博物館みたいに1回だけじゃ回りきれない!というほどではなく、午後遊びに行こうか、と「ほどほど」に遊べるスポットとしていいと思います。丸1日かけてでかけるのも疲れちゃいますしね。

交通アクセスも改札から徒歩0分と便利なので、気になった方はチェックしてみてくださいねー。

人間ポンプさん

暖かくなってきてすっかり春めいてきました。スギ花粉によって体がアレルギー反応を起こす奇病にかかりそうな雰囲気パパです。そんな恐ろしい病気が。

先日、「奇跡体験!アンビリバボー」がスペシャルをやってまして、マジシャンの人と世界のスゴ技超人が対決する、という企画をやってました。

子供たちと見てまして、マジシャンの人が鉄のコンテナの壁に手を突っ込んで中のグラスを取る、なんていう奇跡体験にアンビリバボーしておりました。

そんな中、海外からとあるスゴ技超人が来日。

その人の技は「人間ポンプ」。

物を飲み込んで自由に出す、あの「人間ポンプ」。ゲームセンターに繰り出して、コインを飲んで出す、スーパーボールを飲んで出す、終いにはガチャガチャのカプセルを飲んだ後そこにいた子供にお腹を回させて口からカプセルを出すという「人間ガチャガチャ」までやっていました。

こうなると気になるのが子供たちの反応。

昔はこういう超人技をテレビでやってたものですが、最近はいろいろうるさくなったのか過激な技はテレビでやらないようになりました。

そんなにうるさく言わんでも…と思いますが、やっぱり親になってみると気になるのが「真似するのではないか…」ということ。

ママも気になったらしく、人間ポンプに興味津々の子供達に向けて、「真似しちゃだめだよ!」「死んじゃうよ!」と警告していました。

子供たちは、「はーい」「はーい」という感じの反応。

ホントに大丈夫かな…と思ったので、ちょっと言い方を変えてみました。

「真似すると、あの人間ポンプのおじさんみたいに、頭のてっぺんだけハゲちゃうよ!」

そうです。人間ポンプさん、頭のてっぺんだけハゲていたのです。

「死んじゃう」と言われてもなんとなく現実味がなかった子供たちでも、「頭のてっぺんだけハゲる」という鮮烈なイメージには「やだw!」「やだーw!」「真似しない!」「しない!」と激しく反応していました。

良い子は真似しちゃダメ、も、一工夫するともっと心の奥まで届くようです。

観てたぞ、ソチオリンピック!

ソチオリンピック、終わっちゃいましたね。どうもパパです。

開会式から18日間、気がつけば、毎日オリンピックを見てました。

と、言っても、ほとんどは夕飯時。NHKニュース7→ハイライトの流れ。

たまに時間が合えば、娘六歳とわいわい言いながらカーリングを観てたりしていました。「あそこに投げてゴンゴンってなったらいいの」「えーそんなのできるのー」……「「できたーーー!」」ってなってました。

息子三歳もオリンピックが大好きになってしまいました。チャンネルをバラエティに合わせようものなら、「オリンピックー!」と声高に主張するほど。スキージャンプがお気に入りで、「スキーーーーージャーーーンプ!」と飛び上がり、パパに担ぎ上げられ、降ろされる時はテレマークで着地するようになりました。

夏季五輪に比べて、冬季五輪は競技の見た目が派手だったり、短時間で決着がついたりするので、子供ウケがいいのかもしれないですね。

 

元々ママが大ファンである、フィギュアスケートも、みんなで応援しました。

羽生くん、ダイスケ、真央ちゃんと、息子三歳も名前を覚えました。娘六歳もエキシビションのフェルナンデスに大笑いしてました。2人で家中を飛び回るため、家庭内でのトリプルアクセルは禁止されました。

そして僕、パパは、夜中に起きだしたママと、真央ちゃんのフリーの演技を手に汗握りながら観て号泣。その後も涙腺がバカになってしまったらしく、テレビでもネットでも真央ちゃんを取り上げると涙ぐんでしまう始末。

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ママがソチ開催前に勝った「Number」が手元にあるのですが、もう表紙のフリーの衣装を見ただけでこみ上げるものが……真央ちゃん……。

ママは既に来月の世界選手権のチケットを確保済。パパは娘六歳と2人でいいなぁーと羨ましがっています。

 

それにしても、こんなに家でオリンピックオリンピックって、盛り上がったことってなかったなぁ。

家族四人でテレビを観ながらワイワイ楽しめるようになった、ということなんだと思います。

同じものをみて、喜んだり、驚いたり、寂しがったり、できるようになったということなんだと思います。

それはとても嬉しくて、幸せなことだなぁ。

 

次のオリンピック、リオが2年後、平昌が4年後、そしてその次は、東京。

そのころうちの家族はどうしているかな。またみんなでワイワイ盛り上がって観戦できるかな。

いまから楽しみです。

息子三歳、なぜか雛人形に手を合わせる

バレンタインも終わりまして、年中行事ラインナップとして次に来るのはひな祭り。

息子三歳が通う保育園にも、毎年雛人形が飾られます。豪華七段飾り。段が多すぎて、下の段にいる人形がもうなんだかわからない。レアキャラです。

毎朝その雛人形の前を通って、息子三歳の組へ送るんですけど、なぜか息子三歳、毎朝雛人形に手を合わせています。

こんな感じです。

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(写真を水彩画風に加工しています)

 

雛人形の前に正座して「なむなむ……」って言いながら手を合わせてる。

あの、誰も祀ってないし、なにも眠ってないから。

なんかありがたい感じがするのかなぁ。仏壇っぽいのか……。

ひょっとしたらなにか願いごととかつぶやいているかもしれない。今度よく耳をすませてみよう。

息子三歳、「どうぞどうぞ」の使い方がおかしい。

ダチョウ倶楽部のお約束で、「俺がやるよ!」「俺がやるよ!」「じゃぁ…俺が」「「どうぞどうぞ」」っていうのが、あるじゃないですか。

あれを子供たちとやっておりまして。

例えば息子三歳がお風呂ヤダ!なんてワガママ言ってるときにですね、娘六歳とパパで「じゃぁ俺がお風呂入る!」「あたしがお風呂入る!」とやってると、息子三歳が「オレが入る!」と言い出すので、「「どうぞどうぞ」」と、みんなで笑いながらお風呂に行ったりするわけです。

これで「お風呂入るぞ!」と大声を出すより、和やかに誘導できるのです。

ダチョウ倶楽部イズムが育児に使えるとは、誰が予想したことでしょう。ちなみにお風呂は熱湯ではないのでご安心ください。

さて、ここから本題なんですが。

最近、息子三歳が「どうぞどうぞ」をえらく気に入りすぎて、ちょっとおかしなことになって困っています。

おやつの時間に、自分がお菓子を食べたくて、「オレが食べる!」って最初に言っちゃうんです。

で、パパが続けて「オレが食べる!」って言うんですけど、息子三歳は自分がお菓子を食べたいので、「どうぞどうぞ」は言わない。

しばらくパパと息子三歳が見つめ合い……パパが「どうぞどうぞ」と言うことになります。

使い方間違ってるんだけどなぁ。

尿意の末に「オレがおしっこ行く!」とか言いだして、最終的にパパがおしっこに「どうぞどうぞ」されてしまったりします。君が行きたいんじゃないのか。

そろそろ方法論を変える時なのか。口喧嘩から最終的はキス、とか取り入れるべきなのか。ダチョウ倶楽部から離れるべきなのか。

とりあえずは「ゲームセンターみたいな靴屋」でご機嫌を伺うことにします。