子連れ熱海旅行で「戸田幸四郎絵本美術館」に行ってきた
※子連れ熱海旅行で「リゾナーレ熱海」に行ってきた - パパパパの続きです。
ホテルのブックカフェで気になったのが、戸田幸四郎さんの絵本が多く置いてあること。
うちにも『赤ちゃんにおくる絵本』がある。娘五歳の出産祝いでいただいたもの。
シンプルなデザインでとてもかわいい。小さいお子さんは必ずどこかで触れたことがある戸田デザインの絵本。
なんでホテルにいっぱい置いてあるのかな?と思ったら、その戸田幸四郎さんの美術館、「戸田幸四郎絵本美術館」が熱海にあるとのこと。建築デザインから内装、カフェメニューまですべて戸田さんがデザインされたとのこと。
ホテルに1泊した翌日、さっそく行ってみることにしました。
山の中にひっそりたたずむ美術館
地図を見てみると、すんごい山の中にある。車じゃないといけない。Googleマップで見るとこんなところですよ。
リゾナーレ熱海から「頼朝ライン」という山道をグネグネと登って降りる。『水曜どうでしょう』の四国八十八ヶ所みたいになってた。グワーッとカーブまたカーブ。
やがて、別荘地みたいなところに出た。坂に貼り付くように建物が立ち並ぶ中、「戸田幸四郎絵本美術館」は熱海の海を一望できるところに建っていました。
建物の裏手はこんな感じ。駐車場は6台分くらいありました。
庭には絵本に出てくるイモムシなどのオブジェが!カエルの頭から噴水が出てました。
館内はもちろん撮影禁止なので、写真ではお伝えできません…。
2フロアからなる小さな展示室には、『あいうえおえほん』や『走れメロス』の原画が展示されていました。絵本では単色で塗りつぶされてるイラストでも、原画をみると筆使いがちゃんとわかる。そこに描く人がいて、子供たちに絵が届けられていくんだな、と改めて感じます。
どこもかしこも戸田デザイン
外は撮影できるので、いくつか写真を。
『あいうえおえほん』の「あ」から取った「あ碑」。『あいうえおえほん』はMoMA(ニューヨーク近代美術館)でベストセラーにもなったそう。
水道の横にも「水」の文字。
トイレの男女のアイコンもご覧のとおりの戸田デザイン。
時間の都合でカフェには寄れなかったんですけど、行ってみたかったなぁ。メニュー見たかった!
かわりにミュージアムショップでお買い物。絵本を3冊買うとトートバッグがついてくる、というお得情報に、ついつい財布の紐も緩む。だって、トートバッグ、すごいカワイイんだもの!
ちなみに、娘五歳は展示室はちょっと退屈してしまいました…。絵だけを見る、というのはまだつまんないかな。じゃぁ庭で遊ぼう、と思ったら「イモムシがこわい」と怖がってました。ミュージアムショップの絵本は一生懸命選んでました。
一方、息子二歳は移動中に寝てしまったので、パパが土のうのように担いで見て回りました。覚えてないだろうな…。
以上、戸田幸四郎絵本美術館レポートでした。