パパ*パパ

2児のパパの育児あれやこれや。

「全品わさび抜き」でこんなにうれしいことがあるなんて

先日、家族で外食に出かけたときに初めて「くら寿司」に行きました。回転寿司のチェーン店。

 

娘五歳はお寿司大好き。席について、さて娘五歳のためにわさび抜きのお寿司を注文しよう…と思ったら、そんなメニューがない。ん?と思ったらこういうことだった。

 

全品わさび抜き。

 

くら寿司って、流れてる寿司ぜんぶわさび抜きなんですね。で、わさびはというと、マスタードの小瓶みたいなのに入って醤油の横に置いてある。つけたい人だけつける方式。

 

寿司屋でわさびがそんな扱いって、最初エー!って思ったんだけど、「ファミリー向けの回転寿司」という立場で考えるとメリットだらけな気がしてきて、これはスゴいことだぞ!軽く興奮してしまった。

 

ちょっと考えただけでこんなに「うれしい」がある。

 

子供がうれしいこと

・わさびが入っていないので、流れてくる寿司を好きに取っていい

 

パパママがうれしいこと

・子供のためにわさび抜きをいちいち注文しなくていい

・子供がウッカリわさび入りを食べないか気をつけなくていい

 

お店がうれしいこと

・わさび入りとわさび抜きを別々に作らなくていい

・わさびをたくさん買わなくていい

 

わさび抜きを頼むために子供に「なに食べる?」って聞いても、子供は寿司ネタのバリエーションなんて知らないので、結局マグロかのり巻になっちゃう。全品わさび抜きだと、子供が自分で美味しそう!と思った寿司を取ればいい。大人もらくちん。

 

そして大人も子供もらくちんと思うと、数ある回転寿司屋の中から「またあそこ行こう」となるのでお店もうれしい。

 

うちの娘五歳は他の回転すし屋でうっかりわさび入りを食べてしまい、最初のまぐろ以外は甘いものだけでやり過ごすという残念な過去があったのだけど、今回は寿司をパクパク食べてお腹いっぱいになってた(でも最後にアイス食べてた)

 

そして、これ大事なことだなーと思ったのが、家に帰ってからの娘五歳の感想。

 

「あ~、たのしかったね~」

 

「おいしかった」も言ってたんだけど、なにより楽しい思いをしたのである。子供が幸せな体験をすることで、親もお店もみんなうれしい。

 

全品わさびを抜く、という発想の転換でいろんな「うれしい」が生まれることに、すごく驚いたのだった。

 

※おまけ

 

くら寿司はテーブル横に食べ終わったお皿を入れるところがある。5皿入れるとモニタの中でルーレットが回って、当たると上のガチャガチャからオモチャが出てくる。

 

オモチャが当たるから子供は楽しいし、テーブルの上が片付くので大人も楽だし、片付けたり数えたりする手間がなくなってお店も楽。いやー、よくできてるなぁ。